エデンの園 Garden of Eden 2004 3 26

 はるか昔、理想郷と言われた「エデンの園」がありました。
しかし、その理想郷においても、やがて、問題が発生してきました。
 人口が増えるに従って、多くの食糧が必要となり、
また、社会が大きくなるに従って、
外敵から社会を守る必要がでてきました。
そして、食糧や武器を蓄える者がでてきたのです。
 しかし、「食糧や武器の備蓄」が大きくなった時に、
そこに、大きな間違いが発生したのです。
 これほどの食糧や武器があれば、
多くの人間を支配できると考える人がでてきたのです。
こうして、人間の思考の中に、「支配欲」というものが発生しました。
 しかし、食糧は、みんなが生きていくために、
創造主によって与えられたものです。
武器は、あくまでも、外敵から、理想郷を守るために存在しているのです。
 ところが、「食糧と武器」を独り占めにして、
多くの人間を支配できると考えた人がでてきたのです。
食糧を支配すれば、多くの人を支配できます。
武器で脅せば、多くの人が従います。
 しかし、人間を支配できるのは、創造主だけです。
残念ながら、このように、創造主に従わない人間がでてきたのです。
 こうした人たちは、豊富な食糧と武器があれば、
創造主に代って、多くの人間を支配できると考えたのです。
これが、悪魔の起源にもなりました。
 こういう人たちは、他の人に比べて、頭が良かったのですが、
それは、悪い知恵と言えます。
これが、「エデンの園」の崩壊です。
 歴史を振り返れば、
食糧と武器を独り占めにして、
多くの人間を支配しようとした人たちがいたでしょう。
これが、悪魔を信仰する人たちの特徴なのです。
 もちろん、貨幣経済が発達した現代においては、
食糧に代って、お金になっているかもしれません。

































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